はいからはくち
松本隆の作詞家活動45周年を記念したトリビュートアルバム「風街であひませう」が、6月24日にリリースされる。総合プロデューサーを鈴木正人(LITTLE CREATURES)が務めるこの作品では、松本が作詞を手がけた幅広い時代の名曲を名だたるアーティストたちがカバー。安藤裕子、小山田壮平(ex. andymori)&イエロートレイン、草野マサムネ(スピッツ)、クラムボン、斉藤和義、手嶌葵、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、ハナレグミ、やくしまるえつ こ、YUKIといった面々が松本の歌詞を新たな形で表現する。レコーディングにも豪華アーティストが多数参加し、楽曲の世界を彩る。 さらにスペシャルトラックとして「驟雨の街」を収録。この曲は松本が在籍していたはっぴいえんどが残した未発表曲で、松本と細野晴臣、鈴木茂の演奏で再レコーディングされたファン必聴の1曲となっている。ジャケットはマンガ家のほしよりこによる描き下ろし。 このアルバムの完全生産限定盤はボーナスディスクと書籍を同梱。ボーナスディスクは「風街でよむ」と題されたポエトリーリーディングアルバムで、松本の歌詞を“詩”としてさまざまな俳優やアーティストが朗読したトラックが収められる。このボーナスディスクは映像監督の是枝裕和がディレクターを務めており、各トラックの参加メンバーは後日発表される。書籍には朗読を含めた全歌詞のほか、松本と宮藤官九郎の初対談、詩人・最果タヒによる解説、作家・山内マリコの書き下ろしショートストーリー、是枝のインタビューなどが収められる。