時のオルゴール
ただ独り、時計塔を守り続けてきた時の番人テルノ。 そこへ或る日、人間の少女ミライが迷い込む。 彼女はどうやら、神様の元へ繋がる「天の小路」から落下してしまった様子。 想いに引っ張られて足を踏み外してしまうと彷徨い人となり、二度と神様の元へ行くことが叶わなくなることもある。 そこで、ミライを天の小路へ導いてあげようと決意をするテルノ。 しかし、二人で過ごすうちに変化が訪れる。 やがて別れの日が迫った時、テルノは大きな決断をする。 小説と音楽で綴る、時の番人と少女の物語。 小説「時のオルゴール」 原案:Una 執筆:結月そら プロローグ 時のオルゴール 第1話 消えて行く、わたしの足跡。 第2話 これが、誰かを想う気持ち。 第3話 世界と君を、左に進める。 第4話 君の時に刻む、約束。 第5話 見つけたよ、わたしの足跡。 校正協力:岩渕喜仁・Marica・三坂舞・竹下健太