ピースとハイライト

2013年6月25日のデビュー35周年記念日に活動再開の告知と同時に発売が発表された作品。 サザンオールスターズはこの作品まで5年間、メンバーソロ活動を主体とした活動を行い、バンドのしての活動は、一切行わず、特にリーダーの桑田佳祐は大規模なツアーやソロオールタイムベストの発売など活発な活動を行い、2013年に入った時点でもバンド活動に関する言及は一切無い状態が続いた。なお、これ以前にメンバー5人が揃ったのはチーム・アミューズによる『Lets try again』のときのみであった。 しかし、この間にも、バンドデビュー35周年を記念してファンが自主的に主催した「希望の襷」プロジェクトや全国のコピーバンドによるライブなどが行われ、サザン自体が活動を行うのか否かがにわかに注目されていた。 そのような中で、桑田は沈黙を続けたものの、デビュー記念日前の6月23日の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」におけるエンディングにて「まだ告知してないことがあるが、放送時間が･･･」と思わせぶりな表現で番組を終了し、記念日前日の24日には検索サイトYahoo! Japanのトップページに「明日はサザン35周年」の文字が浮かび、それまでのどの曲とも異なる、まったくの未発表曲のイントロ部分が流れる仕掛けが施されていた。 そして迎えた25日に公式サイトや新聞広告、マスコミ等の報道を通じて活動再開を正式に表明、応援団公式サイトのアーティスト写真も5人が肩を組んだものにリニューアルされ、本作の発売及びスタジアム・ツアー『灼熱のマンピー!! G☆スポット解禁!!』の概要が発表された。同日より、タイアップ元のフォルクスワーゲンによるCMも解禁され、メンバー5人全員が出演、健在振りをアピールした。 月が変わった7月1日には、本シングルの仕様詳細が公開され、全4曲収録作品となること及び完全生産限定盤に付属する納涼サマーポンチョのデザインが発表された。 なお、桑田自身は5年後の2018年にサザン復活を考えていたようであるが、2010年に自らが食道がんを発症したことでその心境を変えたと週刊誌で報じられているが、桑田本人は否定している（2013年7月6日「やさしい夜遊び」より）。