透明な風
透明な風について この曲は、新型コロナウイルスが猛威を奮う中、 私の住むロサンゼルスで外出禁止令が出て数日経った 3月20日に舞い降りて来たメロディーと言葉たちを元に 膨らませ、組み立て、4月に入ってから、 気心知れたギターリスト - Michael Chavesと エンジニア- Brian Reevesの協力を得て完成させた作品です。 愛犬の散歩に出ても、思わず息を吸うのも控えてしまうような そんな緊張の中、透明な風が吹く日はまた来るのだろうか、 そのような思いが心を過ぎりました。 世界はすっかり変わってしまい、現在の習慣や日々が、私たちの 新しい日常に変わろうとしています。つくづく感じるのは、 私たちはひとりでは生きていけない、という事です。 例えどんなにひとりが好きでも、何らかの瞬間に、 私たちは人との繋がりに助けられている。 このウイルスは私たちを苦しめながらも、 大切な事を教えてくれたり、思い出させてくれたりもしていると感じます。 この全ての経験を生かして、地球や人々を大切にしながら 新たな未来を迎えられるように、今はもう少し辛抱の時。 この曲が皆さんの心に届きますように! どうぞ皆さん、お大切に。そして、今、このウイルスと命がけで 戦って下さっている全ての方々に、心から感謝を申し上げます。 Mari Iijima