ふわり
前作『Iravati』から約2年ぶりのリリースとなる。自身の結婚後に初めて発表したアルバムでもある。 シングル『question at me』およびそのカップリング曲「〜それから〜」を除く、全てが書き下ろされた楽曲である。 未収録シングルは、「Fine colorday」、「〜infinity〜∞」、「raging waves」、「A HOUSE CAT」、「Proof of Myself」で、いずれもオリジナルアルバム未収録。なお、シングルからオリジナル音源で収録された楽曲は「〜それから〜」(『question at me』カップリング曲)のみ。唯一収録されたシングル曲「question at me」もアルバム・バージョンであるため、オリジナル音源のシングル曲は全て未収録となった。 全13曲中9曲本人が作詞(うち1曲作詞・作曲)を手掛けているため、より林原めぐみの色が濃く出ているアルバムとなった。 4曲目「あの頃」は歌・作詞が林原、作曲・コーラスが岡崎律子が担当した最初で最後の楽曲である。 9曲目「ふたりぐらし」は奥井雅美が1998年にリリースした『Do-can』で林原の結婚を祝う楽曲(「幸せって...」)を収録したが、そのアンサーソングであると言われている。 11曲目「あさいはひ」はカリンバと言う楽器で林原自身が演奏に参加している。 12曲目「ふわり」は今作のタイトルチューンで、林原本人の作曲・作詞ナンバーである。 アルバムのタイトルは9作目にして初めて日本語のタイトルとなった。キャッチコピーは「気持ちの良い声、いりませんか?」 初回限定盤に付属している写真集の撮影は、千葉県銚子市の銚子電鉄海鹿島駅と東京都品川区にて行われた。