北のカナリアたち オリジナル?サウンドトラック
2012年11月3日公開の映画『北のカナリアたち』のサントラ・サウンドトラック 日本映画に新たな歴史を刻む、大型プロジェクト。東映創立60周年記念作品として製作される『北のカナリアたち』。日本最北の地、稚内、サロベツ、利尻島、礼文島を舞台にかつてない衝撃と感動の物語が描き出される。 北海道の小さな島の分校の教師と6人の子供たち。響き渡る子供たちの歌声は島の人々の心を癒していた。そんな時に起きてしまったあの事故。全ての人たちが引き裂かれ、楽しかった思い出と共にそれぞれが後悔や心の傷を抱えたまま長い年月を過ごしていく。20年後、ある事件を機に先生と教え子たちが再会し、今まで心の奥に凍てついていた“真実”が溶けるように明かされていく。 主演には日本を代表する映画女優・吉永小百合。ある事故をきっかけに苦しみを抱え続けた教師・川島はるを圧倒的な存在感で演じている。はるの夫役に柴田恭兵、島に赴任してくる警察官役に仲村トオル、はるの父親役に里見浩太朗と錚々たる俳優陣が並ぶ。さらに教え子たちの20年後を演じるのは、時代を牽引する実力派俳優、森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮﨑あおい、小池栄子、松田龍平。また物語の重要なポイントとなる幼少期の子供たちは、全国から集まった約3,100名の子供たちの中から“天使の歌声を持つ”6名を選出した。その美しい歌声が情感豊かに物語を包み込む。 監督は『顔』や『大鹿村騒動記』などで、人間の内面を緻密に描いてきた名手・阪本順治。撮影は『劒岳 点の記』では監督を務めた名カメラメン・木村大作。そして、『告白』のヒットが記憶に新しい湊かなえの『往復書簡』(幻冬舎文庫)に収録された「二十年後の宿題」を原案に『北の零年』の那須真知子が脚本を手がけ、上質な物語が展開されていく。 音楽を担当したヴァイオリニスト・川井郁子。