NO STRINGS
1985年、冒頭の「Jの彼女」から惹かれてしまい「The Rule of Love」は崎谷健次郎氏が提供した作品をJ.Iが英語の詞で歌っているところも見逃せず、メロディー、コードワーク、アレンジワークも良いです。 この曲と「JAJAUMA」では、これまで発表した作品の中で最も高音域を歌った作品で、いったいこの人はどこまで音域の広さを携えているのだろうと感嘆します。「Mr.Blue」「楽園伝説」「愛は腕の中で」「Blue Flame」は傑作バラード! メロディー、アレンジ、歌声も3拍子そろって満点をつけたいです。 「楽園伝説」はJ.I.初の作曲で、まるで南国のリゾートにいる気分に浸れます。メロディー、アレンジ、歌声も3拍子そろって満点! このアルバムはもっと評価されても良いのではと思うほどのアルバムですよ。 ちなみにアルバムタイトル『NO STRINGS』とは「飾らない」という意味と思われます。 ファルセットを使わず、D(レ)の音を迫力ある声で歌っていたのにはさすがに驚きを隠せませんでした。