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92年より彼らをサポートしてきた"まりん"こと砂原良徳脱退後、石野卓球とピエール瀧の2人組(つまり電気グルーヴになる前の「人生」スタイル)となって最初にリリースしたアルバム。 80年代初期のテクノブームを思わせるチープなエレクトロ観を取り入れ、アマチュア時代を思わせる攻撃的サウンドが印象的である。それをただの原点回帰にしないところはさすがとしかいいようがない。シングルカットされたなども収録されれているが、それよりもなど思わず爆笑してしまう作品が本作の聴きどころである。(おおしまともひろ)