The Road...
コスモスを抜け、ケイコ・プロジェクトとしてヴォーカルも入れたファンク・ミュージックで、 ソロ・デビューを果たしたのは1985年。今やアメリカは元より世界中で、名実とも最も人気のある 日本人ジャズ・ピアニスト、キーボーディスト、コンポーザーとなった。 アメリカで毎年のようにアルバムを出し続けて来た彼女だけれど、前作が3年1ヶ月、 今作は3年8ヶ月振りでキャリアの中で1番リード・タイムをとった作品となり 待たされた感はたっぷり。 今作は、とってもヒューマンな作品だった前作から更に大局観を際立たせている。 彼女の自由なマインドと創造性がたっぷり練りこまれた極上仕上げの作品 !! クラシック音楽、フラメンコ、ブルース、タンゴ、等へのアプローチを交えジャズ仕立ての 美しいメロディーが交差する世界。 もちろんオリジナル 9曲 約44分 喜怒哀楽と勇気を表現した快作。 上原ひろみ風のジャケ写も微笑ましい。