東方サマーバケーション
今回は前作背徳姉妹とは打って変わってのいつものノリの作品となっています。 PVのTr3など相変わらずの自重しない電波曲も健在。 このサークルの特徴としてミュージカル的色彩の曲を織り交ぜてくる点がありますが、 今回は夏をテーマにそういった曲を強く押し出した傾向になっています。 電波曲などコミカル系にインパクトを取られがちですが多彩なアイデアと ミュージカル系を違和感無くこなせる技量といいスタッフの力量は中々のもの。 Tr6などそれ以外の曲も含めて楽曲全体の質は かなり高くまとまっています。(Tr1も曲自体はガチ曲) テーマが明確なのも手伝い作品全体としてもよくまとまっていると思います。 ネタ系の曲も中途半端にやりるよりこれくらい突き抜けたほうがはっきりして いいので変わらずこの調子でやってもらいたいところ。 回を重ねるごとにこなれてきているので今後も成長が楽しみ。 癖が強いのでこのノリが合わないとしんどいかもしれませんが、 そうでなければ全編文句無く楽しめる1枚。 Tr11は誰もが通ったなつかしのトラウマ。 -