すみれ色の涙から・・・
大ヒット曲「すみれ色の涙」を含む邦楽カバーアルバム。単体としては初のCD化。 本人による選曲も約半数含まれており、初めてプロデュースにも名を連ねている。フォーク系 の楽曲が大半を占め、全体に70年代前半のモノクロな世界が描かれていて懐かしい趣き。 「吟遊詩人の唄」はヒロリン唯一の“おいら”ソング(のはず)。「街の灯り」や「夢で逢えたら」 は聴いていても、本人がオリジナルの歌い手のファンであることがよく分かる。そして、 ボーナス・トラックには『EXCEL ONE』初作品のうち前半の5曲を収録。多様なストック 曲の中から、70年代後半からのストックを幅広く集めて録音したと思われる。ライナーノーツ では、カバー・アーティストへの想いや、『EXCEL ONE』のジャケットの感想等が語られている。