飛行船
ご本人も出来上がってビックリの(笑)合成ジャケットが愉快な3rd。まさに青空を想わせる ナチュラルな美声が特徴。ヒロリン本人も意識されていたように、1st、2ndよりも更に 低音に磨きがかかった1枚。特に、松本隆の歌詞の魅力も相まって「ワンウェイ・ラブ」や 、「美しい夏」など言葉に説得力が増しているのも見事。シングルではイントロ部分が その後の京平ポップスに広く応用された「未来」や、コアな人気の高い「霧のめぐり逢い」 を収録。(カップリングの「感傷時代」の方がA面っぽいかも。)セルフライナーノーツでは、 ジャケットやピンナップ撮影、「飛行船」のイラストへの希望等を収録。