千の風になって
秋川さんの歌もいいけれど、聞きようによってはちょっと押し付けがましく聞こえる事も。 まだ若いなあっていうか。力いっぱいで。(って私まだ20代ですが) 加藤登紀子バージョンのは、2~3年前の私ならいいと思わなかったかも。 20代も終わりの今になってやっと、「メッセージとは力説するものだけじゃない」 という事に気づいてきました。お登紀さんの歌い方は淡々としていて、それがまた聞いてると じんわり泣けてきて、それでいて残された人が新しく踏み出せるような、気持ちいい風が 吹いているような感覚になる、そんな仕上がりになってると思いました。 淡々と、柔らかくさばさばした風がじんわり体にしみこんでくる、心地よさ。 私はお登紀さんバージョンのが好きかな。