ウェザーリポート
それまで一十三十一の音楽を聴いたことのなかった私が一発で心を持っていかれた一曲。ドンツクドンツクと刻むダンスチューンの中、80 年代への回帰を思わせるような哀愁あるメロディーラインがたまらない。それに加えヴォーカルもツヤがありながら下品にならず、ビートの中を流れるかのようなメロディにビタっとはまって、まさに「意を得たり」状態。ちょっと気が早いけど、この水準のナンバーが集まって将来フルアルバムになったら、と思うと何だか今からヘヴィーローテーション決定の予感に心が波立ちます。彼女は現在のミュージックシーンの中でもっとブレイクしていいと思いながら、例えそうならなくても「TOKUMA よ、この逸材を絶対に手放すなよ!」と強く言っておきたいです。