いのちの木陰
佐良さんを知ったのは昨年の事、と同時にもう引退されていると聞かされて、あぁもう二度と歌わないんだろうな、もう二度とその歌声を聞く事はできないんだろうな、そう思った瞬間にすごく寂しくなりましたが、でも、過去の曲だけで十分、こんなに沢山の素晴らしい歌声を届けてくれたんだからと自分に言い聞かせていました。 が、突然の新曲発売。本当にありがとうございます。 「いのちの木陰」 佐良さんが今まで発表したシングルの中で、最も後世に残して欲しい、歌い継がれて欲しい曲だと思いました。 命は尊い。 みんな傷ついたり傷つけられたりして生きている。この世は嫌な事だらけでボロボロになる。 でも要らない命なんてどこにもない。 そう言って佐良さんが手を差し伸べてくれているような気がします。 その説得力のある深い歌声はちっとも変わらない。 歌唱力も抜群。声の伸びも純粋な歌い方も。 目頭が熱くなりました。 英語の方も最高ですね。(本人は日本語より英語の方が歌いやすいのかな?そう感じてしまう) 帯には「さりげなく」ニューシングルと書いてあり少し笑ってしまいました。 さりげなくっていいですね。 普通の歌詞カードと字が極太サイズの歌詞カードも配慮なんでしょうか?微笑ましいです。 本業があるので次があるかはわかりませんが その気になりましたら またさりげなく… ジャケの坡南さんの画もgoodです☆