Beginning of the Endless
時代の気分ってのは本当に恐ろしい。リップスライムがトップ・アーティストとして大活躍する2003年、先駆者たるEAST ENDが復活。これはその第1弾アルバム。ちょっぴり大人に男前になって、熱さと楽しさはパワー・アップしているけれど、基本は変わらぬラッピング。それが、リップ通過後の今、とても耳に馴染む。安易な言い方だけど、時代が彼らに追いついたと言っていいかも。ゲストは、リップ、KICK THE CAN CREW、ライムスター等々、超豪華。素晴らしすぎます。「DA. YO. NE」のひとでしょなんて言ったら、おじさんグーで殴るぞ。 (上田健二) --- 2003年10月号