ALSATIA/CAUSE DISARRAY
本作は両A面シングルではあるが個性の強い4曲が収録され、ミニアルバムを聴く感覚でも楽しめるのではないかと思う。 初めて7弦ギターを導入した#1は今まで以上にヘヴィでありながら、更に進化した美旋律を放っているニューアンセムだ。 なんとなく80年代をイメージさせる#2、パワーと疾走感に溢れる#3も完成度が高く必聴で、最後に泣きのメロディー全開の新たな名曲#4で幕を閉じる。 シングルでありながら一曲一曲が起承転結を担っているという印象。 過去に捕われず挑戦を続けるGalneryusの強い意思を感じる事の出来る作品だ。日本語詞もすっかり一つの武器になったと思う。 もちろん演奏力の高さは言うまでもないが、様々なタイプの曲を作っても楽曲として素晴らしいものを完成させてしまうこのバンドに強い魅力を感じる。 ちなみにこのシングルからは次回作のアルバムに収録される曲は無いそうなので、アルバムを買えばいいやと思ってた人は今作を買わなきゃマズイですよ(笑)(By km1210)