Cello Bouquet
チェリスト溝口肇が数年前からソロ活動とは別に、チェロクインテットの演奏活動を行っています。演奏楽曲はクラシック、現代曲をはじめポップスなど聴き馴染みのあるカバー曲をメインに演奏、好評を博しています。浜離宮などのホールコンサートはもちろん企業イベント、美術館、東京blue noteなどにも出演しています。今回チェロクインテットの集大成として、1st CDを制作することになりました。 レコーディングは白寿ホールにて2日間行い、最先端のレコーディング方式であるDSD(ダイレクトストリームデジタル)を採用しました。SACD(スーパーオーディオCD)を超える5.6MHzという高品位でのレコーディングにより、チェロの音の素晴らしさ、ホールの響きを余すことなく収録し、まるで目の前で演奏しているような深い感動がそこにあります。 溝口肇によるアレンジがなされた、カバー曲を中心に楽曲構成されています。チェロの魅力を最大限引き出されており、溝口ならではの繊細で叙情的な音楽が展開されています。DSD5.6MHzホールライブ録音という手法により、精妙に移りゆく音の景色が目の前に広がります。チェリスト5人が織りなす音それらは、繊細なピアニシモは官能的とも思える情景を作り上げ、力強いフォルテ音は優しく聴く人を包み込みます。DSDならではの贅沢な音がここにあります。溝口肇の代表曲である「世界の車窓から」テーマ曲はもちろん、ソロ曲であるEspace(エスパス)も特別に収録。また、アルバムの為に『 Milestone 』を書き下ろしています。