The note of my eighteen years
タイトルが示す通りに「18歳までに残しておきたかった歌」という意図が込められた6曲入りミニ・アルバム。収録曲は、ジャズ、ボサノヴァ、ポップスの名曲が中心で、原曲の良さを活かしながらも現代的な解釈を加えたアレンジメントとリラックスした歌いっぷりが何とも心地よく、身体の力がゆるゆると抜けていくような感覚に包まれる。「ライブで歌ってきた曲」という「Fly me to the moon」、ギターとピアノで軽やかになった「夏の恋人」、ビートルズ・ナンバーをボッサ感覚でアレンジした「The fool on the hill」などがならぶ。この人、ホントにセンスいい。（森 朋之）