瞳をとじて
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」の主題歌として使われ、この年の年間1位にもなった代表曲の一つ。約90万枚を売り上げ、平井自身も『速報!歌の大辞テン』(日本テレビ系)の中で「もうこれ以上のヒットはないと思う」と話している。また、タイアップにちなみ『秘密のケンミンSHOW』の「県の中心で愛を叫ぶ」というコーナーでも本曲が使用されている。 前述の通り、2004年の年間1位を獲得したシングルではあるが、オリコン週間チャートでは最高2位止まりであった。 曲のテーマは「喪失感」で、平井自身も原作の小説を読み、映画に登場するヒロインへのアンサーソングともいう程に映画を意識して作られた歌詞になっている。 この曲のPVには女優の奥田恵梨華が出演している。 B面はイーグルスの代表曲『ならず者』(DESPERADO)のカバー曲が収録されており、当時キリンラガービールのCMソングとして使われた。 同曲を中国語では簡体字表記で『轻闭双眼』、繁体字表記で『輕閉雙眼』という。 台湾では、歌手のクリス・ヨウ(游鴻明)が「我可以」(拼音: Wŏkĕyǐ)というタイトルでカバーした。韓国では最初に歌手のチョン・ジェウクがカバーし(このときの韓国語タイトルは「そっと瞳をとじて」)、その後「世界の中心で、愛をさけぶ」の韓国リメイク版の「僕の、世界の中心は、君だ。」に主演しているチャ・テヒョンが韓国語でカバーしている。 タモリが『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のコーナー中でこの曲の歌マネを行っていたことでも有名。そのことを、同じくタモリ司会のミュージックステーション(テレビ朝日系)出演時に平井が指摘したのをきっかけに、その後『笑っていいとも!・テレホンショッキング』にて共演(?)も果たしている。 2004年の『第55回NHK紅白歌合戦』(NHK、NHK紅白歌合戦)に出場した平井はトリから2番目の高位置で同曲を熱唱した。 G-Famliesがカヴァーした「瞳をとじて」がUSENインディーズチャートで第1位にランクイン。