新たなる香辛料を求めて
全11曲入り。森山直太朗にとって初のフル・アルバムとなる 『新たなる香辛料を求めて』。2004年、自身が掲げた活動のテーマである “生命力”。そして新たな立ち位置、佇まいとしての自称 “起き抜けの革命家”。これらのキーワードが力強く凝縮された、またタイトルからも読み取れるように決して既存ではない、新しい立ち位置と活動の場を探求するべく、世に一石を投じる主張性の強い、言わば挑戦とも言える作品となる。 昨年1年は、自称 “夕暮れの代弁者” として、“季節感”、“郷愁感”、そして “日本語の美しさ”、といったテーマを活動の基盤に全国に楽曲を送り届けた森山直太朗。本年、そしてこの作品では、これまでよりも一段上の目線、立ち位置から、より自らの思い、思想感溢れるメッセージを自信を持って世に打ち放つことになる。 “生命力” というテーマを耳にしても、一聴壮大で難解にも聞こえるかも知れないが、いたってバラエティーに富んだ楽しい内容のアルバムとなる。ご期待下さい。