TANGO NOIR
「TANGO NOIR」は、作詞を冬杜花代子が、作曲はシングルA面曲では「SAND BEIGE -砂漠へ-」以来2度目となる都志見隆が、編曲は「SOLITUDE」以来となる中村哲が本作2曲とも手掛けた。B面の「MILONGUITA」は、大津あきら作詞で、作曲は「北ウイング」を手掛けた林哲司である。冬杜と都志見によるコンビは、この「TANGO NOIR」が最初であった。本曲について都志見は「音程の下の方は、どちらかというと埋もれ気味になってしまう。ですから、この曲では埋もれ気味になる下の方の音を使わず、1オクターブの幅で作ったんですけど、彼女はいつも想像以上に歌いこなしてくれてます」と語っている。本曲のレコーディングは28分で終了したと、2月19日のTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』に本曲で初登場した際に紹介されている。「TANGO NOIR」は後の作品でも新録されており、1995年12月リリースのベスト・アルバム『true album akina 95 best』と、2002年12月リリースのベスト・アルバム『Akina Nakamori〜歌姫ダブル・ディケイド』にそれぞれ収録されている。2010年には、中森をモチーフとしたパチンコ台『CR中森明菜・歌姫伝説〜恋も二度目なら〜』に本曲が新録された。