IN MY DREAM
イントロから、サウンドからしてまさに「夢の中」を心地よく漂うような浮遊感を演出してくれる。この詞は一見何のことだかよくわからなかったが、夢の中にみえる情景を断片的に切り取ったスチール写真のように表現しているような印象を受けた。SUGIZOのギターソロは「飛ぶことさえ許され」ないはずなのに、汚れた羽が浄化され空へと舞い上がるようなイメージを与える。 一方「SLAVE」はうって変わって一気に現実へと引き戻される。人間はすべて神様のSLAVEで、この星の上で踊らされているだけなのでは――という気にさせられる。でもだからこそ、夢の中では自由に漂っていたいということなのだろうか?2曲が永遠にループして、夢かうつつかわからなくなる。