峠のわが家
最先端のデジタル音像を駆使したアレンジ、エヴァーグリーンなメロディ、凛とした価値観とキュートな感性に裏打ちされた歌詞。坂本龍一がサウンド・プロダクションを手がけていた80年代、矢野顕子の魅力が、高い純度で結晶化された作品。 ポップなアバンギャルド性とでもいうべき空気に染められた楽曲群は、ハッとするような音楽的アイデアがいっぱい。特に人気テレビドラマシリーズ「やっぱり猫が好き」のテーマソングとしてスマッシュ・ヒットを記録したは、ファンの間でも人気の高い名曲だ。(森 朋之) 内容(「CDジャーナル」データベースより) 夫の坂本龍一と同じミディ・レコードに移籍した矢野顕子のニューヨーク録音最新盤。サトウハチローの唱歌「ちいさい秋みつけた」や小田和正の「夏の終り」など全9曲,独得の高音と節まわしは相変らずだが,家庭に対する彼女の思いを感じさせてくれる。