ウタカタクロール
前作『日々是青色』がそれまでのプライベート感溢れる心情描写に加えメロディーメーカーと しての力量を大いに底上げした素晴らしい作品だったので、今回の新作も当然のように 大きなワクワク感(と、前作でグンと高くなった期待のハードルを見事に上回ってくれるか? という多少のドキドキ感)を持って購入しました。 繰り返し聴いてみた感想は、過去のハートウォーミングな癒し路線を踏襲することで、これまで のファンを置いていくことなく一緒に世界感を広げて行こう!的な懐の深さを感じ取れる一方で、 歌詞に込められた気持ちの掘り下げ方は更に深度を増しているようにも思えます。 身近な小さいイメージから回想する前向きでピースフルな想い。聴く者にシンパシィを抱かせる 拝郷メイコの歌の世界がさらに広がったような印象を受けます。