[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com [00:00.87]夏風がノックする [00:03.08]窓を開けてみると [00:05.91]何処からか 迷い込んだ鳥の声 [00:11.59]読みかけの本を置き [00:13.69]「どこから来たんだい」と笑う [00:16.52]目隠ししたままの 午後三時です [00:22.36]世界は案外シンプルで [00:24.36]複雑に怪奇した私なんて [00:27.16]誰に理解もされないまま [00:32.81]街外れ、森の中 [00:35.10]人目につかないこの家を [00:37.87]訪れる人など居ない訳で [00:42.45]目を合わせないで [00:44.03]固まった心、一人ぼっちで諦めて [00:47.43]目に映った 無機物 に [00:49.13]安堵する日々は [00:53.92]物語の中でしか知らない [00:56.57]世界に少し憧れることくらい [00:59.94]許してくれますか [01:05.00]淡々と流れ出した [01:06.92]生まれてしまった理不尽でも [01:10.14]案外人生なんで [01:12.99]私の中じゃ [01:15.43]ねぇねぇ、突飛な未来を [01:17.60]想像して膨らむ世界は [01:20.91]今日か明日でも [01:23.63]ノックしてくれないですか？ [01:27.74]なんて妄想なんかして [01:29.72]外を眺めていると [01:32.48]突然に聴こえてきたのは喋り声 [01:37.97]飲みかけのハーブティーを [01:40.57]机中に撒き散らし [01:42.69]「どうしよう･･･」 [01:44.06]とドアの向こうを見つめました [01:47.77]「目を合わせると石になってしまう」 [01:51.22]それは両親に聞いたこと [01:53.82]私の目もそうなっている様で [01:58.94]物語の中なんかじゃいつも [02:01.72]怖がられる役ばかりで [02:04.38]そんな事知ってる訳で [02:10.36]トントン、と響きだした [02:12.21]ノックの音は初めてで [02:15.33]緊張なんてものじゃ [02:18.34]足りないくらいで [02:20.70]ねぇねぇ、突飛な世界は [02:22.97]想像してるよりも [02:26.05]実に簡単にドアを [02:29.15]開けてしまうものでした [02:53.27]目を塞ぎうずくまる姿に [02:55.63]その人は驚いて [02:58.00]「目を見ると石になってしまう」 [03:00.84]と言うとただ笑った [03:03.45]「僕だって石になってしまうと [03:06.53]怯えて暮らしてた [03:08.50]でも世界はさ、案外怯えなくて [03:11.50]良いんだよ？」 [03:15.51]タンタン、と鳴り響いた [03:17.57]心の奥に溢れてた [03:20.71]想像は世界に少し鳴り出して [03:26.13]ねぇねぇ、突飛な未来を [03:28.32]教えてくれたあなたが [03:31.36]また迷った時は [03:34.57]ここで待っているから [03:58.33]夏風が今日もまた [04:00.40]あなたがくれた服の [04:03.02]フードを少しだけ 揺らしてみせた
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[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com[00:00.87]夏風がノックする
[00:03.08]窓を開けてみると
[00:05.91]何処からか 迷い込んだ鳥の声
[00:11.59]読みかけの本を置き
[00:13.69]「どこから来たんだい」と笑う
[00:16.52]目隠ししたままの 午後三時です
[00:22.36]世界は案外シンプルで
[00:24.36]複雑に怪奇した私なんて
[00:27.16]誰に理解もされないまま
[00:32.81]街外れ、森の中
[00:35.10]人目につかないこの家を
[00:37.87]訪れる人など居ない訳で
[00:42.45]目を合わせないで
[00:44.03]固まった心、一人ぼっちで諦めて
[00:47.43]目に映った 無機物 に
[00:49.13]安堵する日々は
[00:53.92]物語の中でしか知らない
[00:56.57]世界に少し憧れることくらい
[00:59.94]許してくれますか
[01:05.00]淡々と流れ出した
[01:06.92]生まれてしまった理不尽でも
[01:10.14]案外人生なんで
[01:12.99]私の中じゃ
[01:15.43]ねぇねぇ、突飛な未来を
[01:17.60]想像して膨らむ世界は
[01:20.91]今日か明日でも
[01:23.63]ノックしてくれないですか？
[01:27.74]なんて妄想なんかして
[01:29.72]外を眺めていると
[01:32.48]突然に聴こえてきたのは喋り声
[01:37.97]飲みかけのハーブティーを
[01:40.57]机中に撒き散らし
[01:42.69]「どうしよう･･･」
[01:44.06]とドアの向こうを見つめました
[01:47.77]「目を合わせると石になってしまう」
[01:51.22]それは両親に聞いたこと
[01:53.82]私の目もそうなっている様で
[01:58.94]物語の中なんかじゃいつも
[02:01.72]怖がられる役ばかりで
[02:04.38]そんな事知ってる訳で
[02:10.36]トントン、と響きだした
[02:12.21]ノックの音は初めてで
[02:15.33]緊張なんてものじゃ
[02:18.34]足りないくらいで
[02:20.70]ねぇねぇ、突飛な世界は
[02:22.97]想像してるよりも
[02:26.05]実に簡単にドアを
[02:29.15]開けてしまうものでした
[02:53.27]目を塞ぎうずくまる姿に
[02:55.63]その人は驚いて
[02:58.00]「目を見ると石になってしまう」
[03:00.84]と言うとただ笑った
[03:03.45]「僕だって石になってしまうと
[03:06.53]怯えて暮らしてた
[03:08.50]でも世界はさ、案外怯えなくて
[03:11.50]良いんだよ？」
[03:15.51]タンタン、と鳴り響いた
[03:17.57]心の奥に溢れてた
[03:20.71]想像は世界に少し鳴り出して
[03:26.13]ねぇねぇ、突飛な未来を
[03:28.32]教えてくれたあなたが
[03:31.36]また迷った時は
[03:34.57]ここで待っているから
[03:58.33]夏風が今日もまた
[04:00.40]あなたがくれた服の
[04:03.02]フードを少しだけ 揺らしてみせた
