[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com [00:00.60]鹿乃 - 幽霊屋敷の首吊り少女 [00:40.82]或る夏影を [00:41.92]伸ばすような夕暮れ [00:43.42]カラスが鳥居の上で [00:45.78]聞いた噂 [00:47.23]耳打つ子供の声 [00:48.81]夏祭り揺ラリ [00:50.91]裏山の小道 [00:52.40]トンネルの向こうに [00:54.05]ポツリと古び眠る [00:56.20]屋敷があって [00:57.30]首吊った少女の霊が [00:59.20]夜な夜な出るそうだ [01:01.06]好奇心で [01:02.66]立ち入る人達 [01:04.36]言っただろ [01:05.41]出るはずないと [01:06.81]軋む階段 [01:08.01]揺れる懐中電灯 [01:09.41]誰も [01:10.11]気付いてはくれないや [01:12.93]私死んでなんかないって [01:14.68]暗がりに浸かって [01:16.03]そっと強がって [01:17.33]澄ましても [01:18.53]過ごした日々と共に [01:20.48]止まった針は埃被って [01:22.83]また声枯らして [01:24.43]今日が終わって [01:25.83]明日が窓に [01:27.08]映り込んでも [01:29.38]私は此処にいます [01:55.49]季節を束ねた虫の聲 [01:59.29]夕立 [02:00.64]流れた灯篭 [02:03.14]神様の悪戯のよう [02:15.24]迷い込んできた灰色猫 [02:18.49]あなたも私が見えないの [02:20.59]背を撫でようとした [02:22.29]右手は虚しく [02:23.94]するり抜け [02:24.99]空を掻いた [02:26.50]私死んでいたのかなって [02:28.55]膝を抱えて [02:29.85]過去の糸を [02:31.15]手繰っても [02:32.25]些細な [02:33.05]辛いことや家族の顔も [02:35.90]思い出せなくて [02:37.20]遠くで灯りだす [02:38.65]家並みの明りや [02:40.55]咲いた打ち上げ花火を [02:43.45]眺め今を誤魔化す [03:14.72]夏の終わり [03:16.32]過ぎ去った [03:18.42]子供たちの噂も薄れ [03:21.73]漂っては薫る [03:23.63]線香の煙と一緒に [03:26.58]姿は透け [03:28.08]やがて消えゆく [03:31.51]私はただの [03:32.46]一夏の噂だった [03:34.86]六月始めに生まれ [03:37.91]八月終わりに遠退いた [03:40.77]意識は影法師になった [03:43.12]誰も見つけては [03:44.47]くれなかったけれど [03:46.12]記憶の片隅にある [03:49.17]かつての淡い日々の [03:50.92]一部となって [03:52.27]残り続ける [03:53.72]もう切らした向日葵の歌 [03:56.12]蝉しぐれも亡き [03:57.57]夏の匂いだけ [03:59.42]残る屋敷に [04:01.12]少女はもういないだろう
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[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com[00:00.60]鹿乃 - 幽霊屋敷の首吊り少女
[00:40.82]或る夏影を
[00:41.92]伸ばすような夕暮れ
[00:43.42]カラスが鳥居の上で
[00:45.78]聞いた噂
[00:47.23]耳打つ子供の声
[00:48.81]夏祭り揺ラリ
[00:50.91]裏山の小道
[00:52.40]トンネルの向こうに
[00:54.05]ポツリと古び眠る
[00:56.20]屋敷があって
[00:57.30]首吊った少女の霊が
[00:59.20]夜な夜な出るそうだ
[01:01.06]好奇心で
[01:02.66]立ち入る人達
[01:04.36]言っただろ
[01:05.41]出るはずないと
[01:06.81]軋む階段
[01:08.01]揺れる懐中電灯
[01:09.41]誰も
[01:10.11]気付いてはくれないや
[01:12.93]私死んでなんかないって
[01:14.68]暗がりに浸かって
[01:16.03]そっと強がって
[01:17.33]澄ましても
[01:18.53]過ごした日々と共に
[01:20.48]止まった針は埃被って
[01:22.83]また声枯らして
[01:24.43]今日が終わって
[01:25.83]明日が窓に
[01:27.08]映り込んでも
[01:29.38]私は此処にいます
[01:55.49]季節を束ねた虫の聲
[01:59.29]夕立
[02:00.64]流れた灯篭
[02:03.14]神様の悪戯のよう
[02:15.24]迷い込んできた灰色猫
[02:18.49]あなたも私が見えないの
[02:20.59]背を撫でようとした
[02:22.29]右手は虚しく
[02:23.94]するり抜け
[02:24.99]空を掻いた
[02:26.50]私死んでいたのかなって
[02:28.55]膝を抱えて
[02:29.85]過去の糸を
[02:31.15]手繰っても
[02:32.25]些細な
[02:33.05]辛いことや家族の顔も
[02:35.90]思い出せなくて
[02:37.20]遠くで灯りだす
[02:38.65]家並みの明りや
[02:40.55]咲いた打ち上げ花火を
[02:43.45]眺め今を誤魔化す
[03:14.72]夏の終わり
[03:16.32]過ぎ去った
[03:18.42]子供たちの噂も薄れ
[03:21.73]漂っては薫る
[03:23.63]線香の煙と一緒に
[03:26.58]姿は透け
[03:28.08]やがて消えゆく
[03:31.51]私はただの
[03:32.46]一夏の噂だった
[03:34.86]六月始めに生まれ
[03:37.91]八月終わりに遠退いた
[03:40.77]意識は影法師になった
[03:43.12]誰も見つけては
[03:44.47]くれなかったけれど
[03:46.12]記憶の片隅にある
[03:49.17]かつての淡い日々の
[03:50.92]一部となって
[03:52.27]残り続ける
[03:53.72]もう切らした向日葵の歌
[03:56.12]蝉しぐれも亡き
[03:57.57]夏の匂いだけ
[03:59.42]残る屋敷に
[04:01.12]少女はもういないだろう