灯油《サンライズ・バトラー》[MP3_LRC]

[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com  [00:20.07]夢の無い怠惰な机上論 [00:22.14]素晴らしい栄華の為 [00:23.89]今日もまた耽美な [00:25.46]帝王学を説かれる [00:29.27]生まれた大きな理想は [00:31.76]心のどっかで腐りきっていて [00:34.21]どうやら 冒険とかもないらしい [00:38.66]冴えない精神力と [00:40.24]鈍い体じゃ魔物も倒せないぞ [00:43.40]今日も散々説教ばかりの親父に [00:48.12]このまんまで良いだろう [00:50.05]動くのは嫌 [00:51.17]そんなのは流行んないぜ [00:52.97]なんて言った瞬間 [00:54.44]放り出されていた [00:57.75]俺 王子だよね そんな酷いぜ [01:00.35]叫んでも誰もが知らぬ顔 [01:02.45]そりゃそうさ [01:03.38]今は最安装備で王子には見えない [01:07.28]これ本気のやつだ と絶望感 [01:09.84]一文無しの王子 涙目 [01:12.20]そのうち助かるか と呟いて [01:14.66]その一歩踏み出した [01:35.64]あれから待つ事 二週間 [01:37.72]笑えない寒さと飢え [01:39.43]なんとかなるさ [01:40.68]なんて なってみなきゃ言えない [01:44.90]見つけた小さな希望は [01:47.36]薄暗い小さな小屋 [01:49.05]ちょっとは寒さも [01:50.55]誤魔化して夜を越せそう [01:54.17]備え付けられていた [01:55.93]ランプの灯り [01:57.13]見つめ思い出していた [01:58.96]多分ずっと前なら [02:00.49]ワクワクしてただろう [02:03.86]冒険 だと剣を振り [02:05.52]やんちゃな顔で [02:06.74]外に飛び出そうとしたあの頃 [02:09.22]夢にまで見たことなのに [02:13.41]現れた影が低く唸っては [02:16.04]小さなランプを踏みつける [02:18.13]剥きだした牙が 鈍く光って [02:20.74]腕へと噛み付いた [02:23.09]このまま終わるんだと絶望感 [02:25.48]輝いていた日の走馬灯 [02:27.66]無意識に掴んだボロの剣に [02:30.33]浅葱色が揺らいだ [02:39.87]引き抜いた剣が [02:41.07]幾重に光って [02:42.34]閉ざしてた未来を照らしていく [02:44.62]踏み込んだ刹那 [02:45.82]目を見開いて [02:47.08]向こうへと振り抜いた [02:49.34]ここから進むんだ と呟いて [02:51.85]消えていく化物を見送る [02:54.11]赤く燃える 戦士は微笑んだ [02:56.65]夜明けを照らす様に [03:07.72]あれからなんとか二週間 [03:10.24]そろそろ頭は冷え切ったかと暢気な [03:13.39]迎えが現れたが [03:17.35]丁度 燃え出した と笑って [03:19.63]最安装備の不良戦士は手を振り [03:22.94]その一歩を踏み込んだ