[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com [00:04.46]世界を救いし隻腕の英雄亡き後 [00:08.07]邪神が封印されし地に街を築き [00:11.61]自らが結界の役割を果たし [00:14.89]永き平和への礎と成す... [00:18.34]誇り高き右腕に刻まれし雷の紋章 [00:21.84]彼の者達の名は 雷神の民 [00:25.22]伝承の謎 紋章の秘密 [00:28.45]少年が描く軌跡 雷神の系譜 [00:40.51]弱い者ほど徒党を組み [00:44.13]身代わりの羊を捜す [00:47.79]愛を知らない幼き日々は [00:51.19]灼けた石の痛み [00:54.30]ひとり唇噤んだまま [00:58.25]膝を抱えて耐えていた [01:01.92]雨も宿ればいづれ過ぎ去る [01:05.29]嵐もまた然り [01:09.00]されど輝やかざる紋章 [01:12.31]本当の強さって何だろう? [01:16.14]差し出された少女の小さな手が [01:20.44]とても大きく見えた… [01:27.69]黙したまま何も語らぬ歴史の手の平の上で [01:33.97]出会ってしまった少年と少女の物語 [01:39.19]十年の歳月も一閃の雷が如く [01:44.93]過ぎ去ってしまえば刹那 [01:48.10]今...黒の歴史が再び動き出そうとしている… [01:53.67]遠い空見上げて この胸を焦がす [02:03.97]浮かぶのは彼女の 愛らしい笑顔だけ [02:14.53]適わぬ想いと 識っていながら… [02:25.36]麗しの君は何故 一族の長の娘 [02:27.76]部族一強き者の許へ [02:30.34]嫁ぐこと定めしは 変えられぬ民の掟 [02:35.51]嗚呼...雷無きこの腕じゃ 君のこと護れない? [02:38.38]想いなら誰にも負けないと [02:40.87]叫んでもその言葉 虚しくも風に消えた… [02:46.66]期は満ちようとしていた [02:49.63]長の娘も今年で婚礼を定められし齢十六 [02:54.80]その誕生の日が差し迫り [02:57.05]一族の猛者達は競って名乗りを上げた [03:00.76]期は満ちようとしていた [03:02.79]邪悪なる波動が街全体を包み込み [03:06.82]空に立ち込めたる暗雲は [03:09.26](三度目の嵐)の訪れを告げようとしていた… [03:14.67]「おぉ...何ということじゃ [03:18.41]黒き法衣を纏いし者達の影が見える [03:21.67]予言書の使徒 奴らを封印の深奥へ行かせてはならん [03:26.42]邪神の封印を解こうとしておるのじゃ [03:29.23]いまや雷神様の血も薄れ、我らに扱えるは小さき雷のみ [03:34.38]あぁ恐ろしいや [03:36.87]天地を揺るがす強大な力じゃ 来るぞ...あぁ来るぞ…」 [04:44.75]地を割る咆哮 天を裂く爪牙 [04:47.85]烈火の如く燃えさかる六対の翼 [04:51.46]暗黒を宿した瞳に魅いられただけで [04:54.92]勇猛なる戦士が次々と倒れていった… [04:58.36]嗚呼...人間とは神の前では [05:01.75]かくも無力なモノなのだろうか... [05:04.22]誰もが深い絶望に呑まれかけていたその瞬間 [05:07.72]ひと際眩い閃光が 雷無き青年の体を貫いた… [05:12.27]「覚醒めよ...勇敢なる右腕を持つ者よ... [05:16.97]直系の雷を受け継ぎし者よ... [05:20.15]かつて私は邪神を封印せし折 [05:23.20]雷の槍を放ったが故右腕を失った [05:27.83]今その雷を開放すれば、 [05:30.29]右腕はおろか全身が吹き飛ぶやも知れぬ [05:34.16]御主にその覚悟があるか? [05:37.05]…ならば今こそ覚醒めよ(雷神の右腕)よ!」 [05:41.70]「ひとりでは耐え切れぬ 雷でもきっと [05:48.83]ふたりなら大丈夫 私は信じる!」 [05:55.81]暗雲を貫く雷 あの日出会った少年と少女は [06:09.60]今...二つの紋章重ね合わせて 輝ける未来を紡ぐ… [06:24.69]「…ちゃん...ねぇ...お婆ちゃん...お婆ちゃんったらぁ」 [06:48.51]「どうしたの?それからお話どうなったの?」 [06:52.77]「おぉ...そうだったねぇ ごめんよ」 [06:57.43]「その後 雷神様が邪神をやっつけたんだよね?ね?」 [07:02.17]「さて、どうだったかねぇ... [07:05.49]昔の話だからもう忘れちゃったねぇ…」 [07:12.51]...そう言って微笑んだ祖母の瞳は [07:16.21]とても優しい色をしていた [07:19.23]...その時の事は今でも印象深く覚えている [07:24.95]...私は信じているのだ [07:28.06]雷神の系譜は途絶えていないのだと… [07:33.62]受け継がれるモノ...受け継がれざるモノ... [07:43.05]暗雲を貫く光を翼に受け...その白鴉は羽ばたいて往く...
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[00:00.00]90听音乐网 www.90T8.com[00:04.46]世界を救いし隻腕の英雄亡き後
[00:08.07]邪神が封印されし地に街を築き
[00:11.61]自らが結界の役割を果たし
[00:14.89]永き平和への礎と成す...
[00:18.34]誇り高き右腕に刻まれし雷の紋章
[00:21.84]彼の者達の名は 雷神の民
[00:25.22]伝承の謎 紋章の秘密
[00:28.45]少年が描く軌跡 雷神の系譜
[00:40.51]弱い者ほど徒党を組み
[00:44.13]身代わりの羊を捜す
[00:47.79]愛を知らない幼き日々は
[00:51.19]灼けた石の痛み
[00:54.30]ひとり唇噤んだまま
[00:58.25]膝を抱えて耐えていた
[01:01.92]雨も宿ればいづれ過ぎ去る
[01:05.29]嵐もまた然り
[01:09.00]されど輝やかざる紋章
[01:12.31]本当の強さって何だろう?
[01:16.14]差し出された少女の小さな手が
[01:20.44]とても大きく見えた…
[01:27.69]黙したまま何も語らぬ歴史の手の平の上で
[01:33.97]出会ってしまった少年と少女の物語
[01:39.19]十年の歳月も一閃の雷が如く
[01:44.93]過ぎ去ってしまえば刹那
[01:48.10]今...黒の歴史が再び動き出そうとしている…
[01:53.67]遠い空見上げて この胸を焦がす
[02:03.97]浮かぶのは彼女の 愛らしい笑顔だけ
[02:14.53]適わぬ想いと 識っていながら…
[02:25.36]麗しの君は何故 一族の長の娘
[02:27.76]部族一強き者の許へ
[02:30.34]嫁ぐこと定めしは 変えられぬ民の掟
[02:35.51]嗚呼...雷無きこの腕じゃ 君のこと護れない?
[02:38.38]想いなら誰にも負けないと
[02:40.87]叫んでもその言葉 虚しくも風に消えた…
[02:46.66]期は満ちようとしていた
[02:49.63]長の娘も今年で婚礼を定められし齢十六
[02:54.80]その誕生の日が差し迫り
[02:57.05]一族の猛者達は競って名乗りを上げた
[03:00.76]期は満ちようとしていた
[03:02.79]邪悪なる波動が街全体を包み込み
[03:06.82]空に立ち込めたる暗雲は
[03:09.26](三度目の嵐)の訪れを告げようとしていた…
[03:14.67]「おぉ...何ということじゃ
[03:18.41]黒き法衣を纏いし者達の影が見える
[03:21.67]予言書の使徒 奴らを封印の深奥へ行かせてはならん
[03:26.42]邪神の封印を解こうとしておるのじゃ
[03:29.23]いまや雷神様の血も薄れ、我らに扱えるは小さき雷のみ
[03:34.38]あぁ恐ろしいや
[03:36.87]天地を揺るがす強大な力じゃ 来るぞ...あぁ来るぞ…」
[04:44.75]地を割る咆哮 天を裂く爪牙
[04:47.85]烈火の如く燃えさかる六対の翼
[04:51.46]暗黒を宿した瞳に魅いられただけで
[04:54.92]勇猛なる戦士が次々と倒れていった…
[04:58.36]嗚呼...人間とは神の前では
[05:01.75]かくも無力なモノなのだろうか...
[05:04.22]誰もが深い絶望に呑まれかけていたその瞬間
[05:07.72]ひと際眩い閃光が 雷無き青年の体を貫いた…
[05:12.27]「覚醒めよ...勇敢なる右腕を持つ者よ...
[05:16.97]直系の雷を受け継ぎし者よ...
[05:20.15]かつて私は邪神を封印せし折
[05:23.20]雷の槍を放ったが故右腕を失った
[05:27.83]今その雷を開放すれば、
[05:30.29]右腕はおろか全身が吹き飛ぶやも知れぬ
[05:34.16]御主にその覚悟があるか?
[05:37.05]…ならば今こそ覚醒めよ(雷神の右腕)よ!」
[05:41.70]「ひとりでは耐え切れぬ 雷でもきっと
[05:48.83]ふたりなら大丈夫 私は信じる!」
[05:55.81]暗雲を貫く雷 あの日出会った少年と少女は
[06:09.60]今...二つの紋章重ね合わせて 輝ける未来を紡ぐ…
[06:24.69]「…ちゃん...ねぇ...お婆ちゃん...お婆ちゃんったらぁ」
[06:48.51]「どうしたの?それからお話どうなったの?」
[06:52.77]「おぉ...そうだったねぇ ごめんよ」
[06:57.43]「その後 雷神様が邪神をやっつけたんだよね?ね?」
[07:02.17]「さて、どうだったかねぇ...
[07:05.49]昔の話だからもう忘れちゃったねぇ…」
[07:12.51]...そう言って微笑んだ祖母の瞳は
[07:16.21]とても優しい色をしていた
[07:19.23]...その時の事は今でも印象深く覚えている
[07:24.95]...私は信じているのだ
[07:28.06]雷神の系譜は途絶えていないのだと…
[07:33.62]受け継がれるモノ...受け継がれざるモノ...
[07:43.05]暗雲を貫く光を翼に受け...その白鴉は羽ばたいて往く...