市蔵
市蔵とは、VOCALOID等を使用してニコニコ動画にオリジナル曲やリミックスを投稿している楽曲制作者。 使用VOCALOIDは、巡音ルカ/開発コードmiki。UTAUでは雪歌ユフ、重音テトを始め多数の音源を使用。 (Mac音ナナを使用した動画もある:→mac音ナナと巡音ルカのための「アルレヤ」) 2011年に雪歌ユフを使い始めて後は、特にユフの起用が多い。 Mac使いのトロンボーン奏者で、作曲にあたっては、Reason/ReCycle/Cubaseを使用している。 初投稿は09年09月08日、『巡音ルカのための「くつ」+おまけリミックス「赤ずきんと健康」』でニコデビューを果たした後、現在まで平均月3~4曲程の非常に早いペースで投稿を続けている。remix等も含め、動画作成が追い付かない程次々と生産されている模様。特にremixに関しては、怒濤のリリース速度とその揺るがぬクオリティからタグ「信頼の市蔵Remix」が自然発生的に生まれた(⇒タグ検索)。なお、関連100曲目は11年12月31日付『雪歌ユフによる「カゲロウデイズ」itikura_Remix』(動画作成やコラボ等他者投稿も含む)。投稿100曲目は…? 曲調は各曲毎にかなり異なっており、テクノや電子ドラッグ・エレクトロニカ系統からロック/jazz/chiptuneと幅広く手掛けているが、どれも"市蔵色"とでも呼ぶべき独特の雰囲気は共通している。初期は殆どの曲に於て「テープ音質への加工」がなされていた(しかしその割にテープレコーダーは持っていないらしい)。また独特のパン振りにも定評がある。なお、9作目の『巡音ルカのための「真冬のサンバと暖かな涙」Ipomoea_original』では、巡音ルカを使って非常に滑らかなトークも披露しているので必聴。 14作目『mikiによる「Piano lesson」Ipomoea_Remix』より、以前からイラストを提供していた絵師・独楽子(旧名・水鹿しくめ/ささがわのろ)と共に、映像作品創作コラボ"イポメア(Ipomoea)"を始動させた(→piaproコラボページ)。「イポメア」は植物分類におけるヒルガオ科蔓性植物の一属名であり、ギリシャ語のips(芋虫)+homoios(似た)が語源。"芋虫のように育っていつかは蝶となり、またコラボやremixで蔓を伸ばして他クリエイターと絡んでいく"ことを意図している。18作目『mikiによる「つるん☆ぺたん」Ipomoea_original』より作詞家・桃華なゆたも参加し、益々活動の幅が広がっている。 なお、15作目『巡音ルカとmac音ナナのためのノイズ「無題」』(巡音ルカとmac音ナナの声のみを使用)にて雑音部へ入部。今後、ノイズミュージックへの展開が大いに期待される。 タイトルに「(VOCALOID名)のための~」とある曲はオリジナル曲、「(VOCALOID名)による~」とあるのはカバー曲、と大別されている。 たまにタグに入っている「キスマP」というP名があるが、これはキス魔な訳ではなく、キスマークに関するちょっと哀しい思い出を元にtwitter上で命名された(というより自ら命名されに行った?)ものである。…詳細は、涙の彼方に。