小曽根真

小档案: A premier jazz musician in Japan, Makoto Ozone has made a successful transition to America, where he became equally prominent in this nation's improvisational community. He began on organ at four, then took up piano as a teenager. He went to Berklee in 1980 and studied composing and arranging. He was noticed by Gary Burton and later recorded with him and was part of his band. Ozone's striking ability (especially on mid-tempo pieces) and impressive technique made him a big hit at the Kool Jazz Festival. His 1984 debut recording featured Burton and bassist Eddie Gomez. It was a stunning example of complete knowledge and mastery of the full jazz piano spectrum. Ozone later worked with European pianist Michel Petrucciani and spent extensive time studying classical music. 小曽根 真（おぞね まこと、1961年3月25日 - ）は日本のジャズピアニスト。 大事件 1983年バークリー音楽大学のジャズ作・編曲科を首席で卒業後、同年6月にニューヨークのカーネギー・ホールにてソロ・ピアノ・リサイタルを開く。このとき、ちょうど見物にきていたクインシー・ジョーンズに見出されて米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム『OZONE』にて全世界デビュー。 グラミー賞受賞アーティスト、ゲイリー・バートン（ヴィブラフォン奏者）とワールドツアーを行う。この後、CBSから3枚のアルバムをリリース。 2001年スイングジャーナル誌読者人気投票で2年連続4冠制覇。 2002年デビュー20周年、ヴァーヴ移籍後10作目となるスペシャル・アルバム『トレジャー』を発表。チック・コリア、マイケル・ブレッカー、ゲイリー・バートン、ジョン・ヘンドリックス等豪華ゲストを迎えた。 2003年ゲイリー・バートンとのデュオ・アルバム『ヴァーチュオーシ』が第45回グラミー賞『ベスト・クラシカル・クロスオーバー・アルバム』部門ノミネート。7月スタンダード・ジャズに積極的に取り組んだ意欲作『Reborn/リボーン』をリリース。9月、母校バークリー音楽大学より『名誉博士号』を授与される。10月『第18回国民文化祭・やまがた2003』開会式にて、総合プロデューサーの作家・井上ひさしからの依頼により、書き下ろしのピアノ・コンチェルトを山形交響楽団と共演、指揮も務める。 近年はジャズの世界を越え、クラシック界で井上道義指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団とガーシュウィンピアノ協奏曲ヘ長調、バーンスタイン交響曲第2番『不安の時代』を、尾高忠明指揮、札幌交響楽団とモーツァルトピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271『ジュノーム』を、大植英次指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団とガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏する等、活動域を拡げている。また、今井美樹のセルフカバー・アルバムでのピアノ伴奏（『年下の水夫』）や、毎日放送『情熱大陸』、NHK『課外授業ようこそ先輩』等のテレビ番組への出演、『THEドラえもん展』の音楽や舞台音楽など、ジャンルを超えた取り組みも注目される。 第35回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。